今日はこの4日間の核心部、東鎌尾根を通ります。荷物が重いのでバランスに注意です。出発後まもなくすると台湾からの団体においつき、女性が一人足止めされていました。なんとか団体を追い抜かせてもらい、二人で進むとご夫婦に追いつきました。この日、この4人はほぼ同じペースで歩いた結果、目的地の槍についたときは、戦友の気分。ハイタッチで迎えられました!





20代~40代の平日登山で仲間を増やそう
今日はこの4日間の核心部、東鎌尾根を通ります。荷物が重いのでバランスに注意です。出発後まもなくすると台湾からの団体においつき、女性が一人足止めされていました。なんとか団体を追い抜かせてもらい、二人で進むとご夫婦に追いつきました。この日、この4人はほぼ同じペースで歩いた結果、目的地の槍についたときは、戦友の気分。ハイタッチで迎えられました!





昨日と同じく、午後は雷雨が予想されたのでなるべくはやいうちに目的地へ。
朝方は気持ちの良い晴れで、左手に槍~穂高連峰を見ながらの稜線歩きは最高でした。
常念から横通岳への途中、コマクサがたくさん咲いていました。予想以上の数でうれしく思いました。
ライチョウの親子にも3回も遭遇。
目的地のヒュッテ西岳には13:30ころ到着。すでにその前の13時過ぎには遠くで本日最初の雷鳴が聞こえました。




一の沢から常念岳に登り、続いて大天井、西岳、槍が岳と縦走し4日目に新穂高に下山しました。天気の良い4日間で、そして毎日午後には激しい雷雨があり、ドラマチックな空の変化を楽しめました。
初日、宿泊地の常念乗越でひょうが降ったり雷雨があったりの後、
ごほうびともいえる夕焼けが広がってくれました。



野反湖に向かう途中に、道沿いにあります。
ジブリの世界を彷彿とさせます。
チャツボミゴケ公園付近で生産される鉄鉱石を運搬するのに作られた路線だそうです。直接の関係はないかもしれませんが、チャツボミゴケ公園に行く道に廃バスもありました。



テント泊登山をする自分にとって、一般のキャンプ場は仮に設備が整ってなくても、水場とトイレがあれば十分です。野反湖キャンプ場は、設備は整っていますが駐車場から10-15分と遠く、これが静かに過ごせるポイントかもしれません。
オートキャンプなどができると、あれこれ家電などを持ち込んだりできるので普段の生活とあまり変わらない過ごし方ができてしまいますが、持ち込めないと、やれることが限られます。静かに過ごしたい人にとってはこの方がいいのですが・・・。
もう一つ、敷地は広いのですが利用客を詰め込まないのもいいところ。少し離れたサイトを選べば、大体静かに過ごせそうです。


群馬県の野反湖は、ニッコウキスゲで有名でもあります。この花のちゃんとした名前はゼンテイカという花なのですが、日光のゼンテイカが有名なのでニッコウキスゲと呼ばれています。野反湖の場合はノゾリキスゲとも呼ばれています。
例年7月中旬くらいまでが見頃で、今回行ってきました。
今年は花のピークが先週くらいだったみたいです。
山に登らず、駐車場から歩かず見られるので、一般観光客の人たちもたくさん来ています。



北岳肩の小屋は、外来食事の営業時間が長く朝10時くらいには食事をいただくことができます。また、広河原に下山後は、広河原山荘で食べられます。
その後はバスで最短でも芦安まで1時間くらいかかるので、おなかがすいてしまう人はぜひ。
広河原山荘のからあげ丼、甘酸っぱいたれがおいしかったです。


キタダケソウの時期に北岳に行くと、似たような白い花がたくさん咲いています。
似たような花を並べてみました。
似てるんやったらどれ見ても一緒ちゃう?
いやいや、違うんですよ。
ここにしか咲かない花!と言われると違う風に見えてくるんです・・・。
おぼろげに〇〇の花が浮かんでくるんです・・・。




梅雨の時期ではありますが、たくさんの花が咲きます。
代表は、もちろんキタダケソウ。名前が北岳ですから。ここにしか咲かない貴重な花です。でも見た目はハクサンイチゲ。そして周りにはやたらたくさんハクサンイチゲが咲いていますから、わからない人には全くわかりません。
でも慣れてくると、見えるようになるのです。キタダケソウが。
同じような白い花ですが、まとっている雰囲気が違うのです。ハクサンイチゲとは。
まあ、ごちゃごちゃ言っていないで、写真見せろ、ですね。




個人的には、北岳は今回3回目ですべて広河原から登っています。
ただ、過去2回は大樺沢経由で雪渓を横目に登っていました。
今回は6月でまだ雪も多いため、初めて白根御池小屋経由、草すべりから登りました。
今回「やっちまった」のは、登山靴を準備しておきながら、車で履き替えるのを忘れてスニーカーで来てしまったこと!
結果としては無事に下山できたのですが
・ソールが登山靴と違うので滑りやすい
・ローカットなので急斜面で足首をホールドできない
など歩きづらい。
スニーカーで歩くのはやはりリスクが大きいと思います。
やっぱり登山靴はすごい。
標高差1,500M。広河原を11:00すぎに出発してなんとか16:30までに肩の小屋につきました。
日が長い時期とはいえ、19:30に小屋についていた外国人グループがいましたが、周囲に迷惑をかけるにおいがプンプンしてちょっといただけない。




